2025年11月17日(月)
きゅうりの秋収穫がそろそろ終わります🥒🍂
今年もたくさん実をつけてくれました〜!
葉っぱはもうボロボロで、実も細くなってきて、花の数もかなり減りました。
それでも最後まで頑張ってくれる姿がかわいくて仕方ない…💚
宮木野の畑にも、ゆっくりと冬の気配が近づいています❄️

それでも、最後まで生きようとしているように見えてしまいます。
もちろん、きゅうりに思考はありません。そう見えるのは、きっと私の感傷なのでしょう。
植えた場所が良かったのか、一本も実をつけない株もあれば、驚くほどたくさん実る株もある。ほんとうに、いろいろです。
収穫が終わりに向かうのは、きゅうりの寿命というより、季節の変わり目で気温が下がる影響が大きいのだと思います。
そう考えていたとき、ふと近所のおばさんが、この時期にきゅうりを三本くれたことを思い出しました。
あのきゅうりも、きっと貴重なものだったのでしょう。
まして私は当時、秋どりのきゅうりを育てていませんでした。
おばさんは、自分の体の衰えを悟り、もう私の家へ来ることが難しくなるのを感じていたのかもしれません。
母によれば、そのとき「あなたのところで、いっぱいお茶を飲ませてもらったね」と言って、お金を置いて帰られたそうです。
それ以来、その方にお会いすることはできていません。
今、私が秋どりのきゅうりを育て、その貴重さを身にしみて感じるようになって、あの三本のきゅうりがどれほど大切なものだったのか、ようやくわかりました。
私は、歳を重ねるごとに、できなくなることがひとつずつ増えていくのを実感しています。
それは確かに少し切ないことです。
でも、その変化も含めて楽しんで生きていきたいと思っています。
若い頃には気づけなかったこと、理解できなかったことが、ようやくわかるようになってきた——
そんな小さな発見も、今の自分だからこそ得られたものだと感じています。
秋どりきゅうりの取り始め

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