2025年6月25日(水)
朝顔は朝露負ひて咲くといへど
夕影にこそ咲きまさりけり
万葉集 第10巻 歌番号 2104番歌
万葉集で詠まれた「朝顔」は、実は桔梗のことだと言われています💠
五芒星のような花の形は、どこか幾何学的で神秘的✨
父が育てていた小さな盆栽の桔梗しか知らなかった私は、
桔梗がこんなにも背が高く、たくさんの花を咲かせるとは思っていませんでした😊
種をまいて数年。
驚くほど深い藍色の花が、季節が夏へと進んだことを教えてくれます🌿
秋が近づくと夕焼けも一段と美しくなりますね。
今年は、朝の桔梗だけでなく、夕方の桔梗の美しさにも出会えそうです🌇💙

📖【2104番歌 意訳】
「朝顔は朝露を浴びて咲くのが美しいけれど、夕暮れに咲く姿はさらに美しい。」
スフィンクスの問い——
「朝は四つ足、昼は二本足、夕は三本足の動物は何か?」という有名な謎かけがありますよね。
ふと思いました。
父が大切に手入れしていた桔梗を、私は同じようには守り続けられませんでした。
でも、だからこそ、自分なりに種を蒔き直して育てています🌱
人は皆、それぞれの歩幅で、朝・昼・夕と姿を変えながら生きていくものなのかもしれませんね😊

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