紫蘇につく害虫と対策:農薬の選び方

2025年7月24日(木)

何年か前に蒔いた紫蘇が、今年も自然に芽を出してくれました🌿
おかげで、今年は紫蘇の葉にまったく不自由していません😊
八月になると紫蘇の花が咲き、実がなります。
私はこの実が大好き!葉も美味しいけれど、やっぱり実は格別です✨

自然に芽吹いた紫蘇の写真

香りのするものには虫が寄るもの。紫蘇も例外ではありません。
気が付くと葉が虫食いで穴だらけ…なんてことも。

紫蘇はハーブの一種。ハーブに使用できる農薬は限られています。
きっと、紫蘇農家さんはさまざまな工夫をされているのでしょう。

紫蘇によくつく害虫には、

  • アブラムシ類(葉裏に寄生、汁を吸って葉を萎縮)
  • ハダニ類(葉裏に寄生、葉を白くかすれさせる/高温乾燥で発生しやすい)
  • アザミウマ類(吸汁し、白斑や傷をつける)
  • チョウ目幼虫(ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、ベニフキノメイガなど。葉を食害)

といったものが挙げられます。


紫蘇に使える可能性のある農薬(例)

※使用前に必ずラベルで紫蘇(または関連作物)への登録を確認してください。

  • プレバソンフロアブル5:チョウ目害虫(ハスモンヨトウ、オオタバコガ等)に効果
  • アファーム乳剤:チョウ目害虫・アザミウマ類・ハモグリバエ・ハダニ等に速効性
  • スタークル顆粒水溶剤/アルバリン顆粒水溶剤:アブラムシ類に効果
  • ウララDF:アブラムシ類に効果
  • ゼンターリ顆粒水和剤:BT剤(微生物農薬)。収穫前日まで使用可のものが多い
  • 粘着くん液剤/サンクリスタル乳剤/アーリーセーフ:物理的作用で害虫を防除
  • ロハピ・やさお酢:酢を主成分とした家庭菜園向け資材

注意
収穫前日数や使用回数などの制限があるため、必ずラベルを確認し遵守しましょう。
農薬は野菜の登録が抹消されることが頻繁にあるため使用前に必ず確認が必要です。特に、ハーブには注意しすぎはありません。登録がないと販売できなくなります。

【キーワード】
紫蘇, 宮木野, 自然栽培, 家庭菜園, 野菜づくり, 夏野菜, 旬の味覚

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