茗荷の香りがよみがえらせる、宮木野の夏

📅 2025年7月23日(水)

茗荷(みょうが)がニョキニョキと芽を出し始めました🌱✨
…といっても、これは芽ではなくて「花房」なんですよ😳💡

我が家の茗荷は、だいたいお盆のころに収穫🍃
でも、今年は少し早めの子もチラホラ顔を出しています。

茗荷には、どうやら「早生」と「晩生」があるらしく…
習慣的に「夏茗荷」「秋茗荷」と時期によって呼び分けています。
ということは、やっぱり品種や系統があるんだろうな~と、毎年ぼんやり思うのです🤔💭

土からひょっこり顔を出す茗荷、なんとも可愛らしいですね💚
夏の風物詩が、またひとつ😊愛らしいですね💚

そういえば、茗荷にはちょっとした思い出があります。

子供のころ、そうめんや冷や麦に添えられた茗荷の美味しさが、まったくわかりませんでした。
でも、その強烈な香りだけは、なぜかずっと記憶に残っていて――。

それに、もうひとつ。
茗荷の葉や茎にはギザギザがあって、我が家の畑では、そのギザギザを利用して蛇が脱皮しているのを見たことがあります🐍💦
皮をひっかけるのにちょうどいい形なんですね。
蛇にとっては便利な植物らしいですが、当時の私にはちょっとした恐怖の対象。

だから「茗荷、取ってきて」と言われるのが嫌でたまりませんでした😅
香りも味もピンと来ず、怖いもののそばへ行くのも嫌で…💭


それでも、大人になった今、あの香りをかぐと、
小学生のころの夏休み、冷や麦をすするひんやりした昼下がりの光景がよみがえります🍜☀️
記憶の中で、茗荷の香りは時間を巻き戻す鍵になっています🔑✨


そしてもうひとつ、茗荷にはこんな話が伝わっています。

私のブログのフッターに書いているお坊様は、物忘れがひどかったと伝えられています。
そのお墓のまわりに、いつの間にか茗荷が自生するようになったのだとか。
それ以来、「茗荷を食べると物忘れをする」という迷信が広まった――そんな話を、どこかで聞いたことがあります。

でも不思議なことに、茗荷のあの香りは、むしろ遠い記憶をそっと呼び覚ましてくれるのです🌿💭


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