2025年6月20日(金)
例えば、中国の「黄色」や「朱色」、ダビデの紫と赤紫、イギリス王室のロイヤルブルー、そして深紅(クリムゾン)など…🎨✨
気品のある色って、どこか心が惹かれますよね😊
畑で育っている時の紫キャベツも、実はとても気品あふれる色をしています💜
お店で見かける時は外側の葉が取られて、鮮やかな紫だけが目に留まりますが…
本来の姿は、まるで霜が降りたような、紫と白が織りなす高貴な色なんです❄️👑
でも、正直に言うと、私はこの紫キャベツ、硬くて美味しくないと思ってました😅
サラダの色付けにしか使わないと思い込んでいたんです。
ところが、なんと!畑から何十個も買ってくれる方がいるんです✨
その方にお話を伺うと、その方がつくる漬物には紫キャベツが欠かせないんだそうです🥬💕
私も「なくてはならない存在」になりたいと思ったことがありました。
でも最近は、「いなくても誰も困らない」そんな生き方も、きっと悪くないんだな、って思うようになっています🍃

誰だっただろうか。
「お前は何ができるのか」と問われたとき、
「日が照れば畑を耕し、夜になれば眠る。糞をして、歳をとったら死ぬだけだ」と答えた人がいた、と聞いたことがあります。
誰の言葉だったのか、もう思い出せませんが、この話にとても近い考え方は、古代中国の道家、特に荘子(そうし/Zhuangzi)の哲学に見られるそうです。
荘子は、「人は自然のままに生きればいい。無理に特別な価値を持とうとしなくてよい」と説いています。
彼の寓話には「無用の用(役に立たないことにこそ本当の価値がある)」という話もあり、「自然体」や「あるがまま」の生き方を肯定するエピソードがいくつも登場します。
きっと、それで良いのだと思います。
紫キャベツのように、外皮を脱いで目立つことよりも、外皮のまま、静かにそのまま生きていけたら──。
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