2025年7月1日(火)
やっと枝豆を畑に定植しました
毎週土曜の雨でずっと「畑待ち」だったので、もう枯れ葉まで…
でも、ここから巻き返し!頑張れ枝豆くん

ところで、日本全国そうなのかは分かりませんが――
枝豆をトレーに蒔いてから芽が出て畑に定植するまでは、水をかけてはいけないという“迷信”のような話、聞いたことありませんか?
「えっ?じゃあ畑にじかに蒔いたらどうするの?」って思いますよね。
どうやら「雨は特別で、如雨露の水とは違う」のだそうです
確かに、どんなに丁寧に水やりしても、雨のようにはいきません。
雨粒は地面に落ちる間隔が広くて、植物にかかる負担が少ないんですね
さて、枝豆をトレーに蒔いたあと水をかけるとどうなるか…?
双葉が開く前に、ポキッと折れてしまいます
そりゃそうですよね。枝豆の双葉って大きいし、幹も意外と太い。
そんな大きな体が、小さなセルの穴から出ようとしているのに、、
上から水をかけたら土が重くなって、余計につらい…… (厳密には“円の弧”にかかる力学的負担なのですが)
というわけで――
「枝豆をトレーに蒔いてから芽が出て畑に定植するまでは水をかけてはいけない」は半分ホント。
実際のところは、「そもそも枝豆をトレーに蒔いちゃダメ」ってことなんですね
素直に鉢植えカップに蒔きましょう
その方が、枝豆も人間もハッピーです
プチ知識:この“迷信”って全国共通?
全国的な農業指導においては――
農研機構(農業・食品産業技術総合研究機構)や各地の農業普及センターなどが出している資料では、 **「枝豆は直まきが基本」**という指導はよく見られますが、
**「トレーに蒔いたら水をかけてはいけない」**といった記述は見当たりません。
ただし――
枝豆(もともと大豆)は移植を嫌う性質があるため、トレー栽培ではよく次のようなトラブルが報告されています
- 徒長しやすい
- 根が傷みやすい
- 双葉が土の重さで折れやすい
こうした経験から、「芽出しのときは水を控えた方がいい」というアドバイスが**“経験則”として語り継がれている**のだと思います
忙しい人には“鉢上”がおすすめ!
私のように、半分サラリーマン、半分ちょこっと農業――
そんな生活をしている方には、トレーよりもプラスチック鉢(ポット)への直播きをおすすめします!
多少時間がずれても対応しやすいし、水やりの加減もしやすいので、 **仕事の合間の“農ある暮らし”**にぴったりです。
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