🌱 いただきますと胡瓜 ― 言葉の解釈と小さな苗に寄せて

📅 2025年8月23日(土)

十月まで収穫する予定だったキュウリが、今年の暑さで枯れてしまいました💦
写真は、ビニールハウスに定植するはずだったキュウリの苗の余りです。
よく見ると、小さな花が咲いていて可愛い…🌼
もし枯れずに育っていたら、そろそろ収穫が始まっていたんだなと思うと、ちょっと切ない気持ちになります😢

きゅうりの花

――小さな苗を見つめながら、「胡瓜」という言葉、そして「いただきます」という言葉の由来について考えてみました💭

🍀 〇瓜の名前の由来
「瓜」という漢字には歴史があります。

  • 南方から伝わった瓜 → 南瓜(なんきん)=カボチャ
  • 西方から伝わった瓜 → 西瓜(すいか)
  • 胡(こ)と呼ばれた地域から伝わった瓜 → 胡瓜(きゅうり)

漢字は音ではなく、由来や来歴を言葉に刻む文化。面白いですね✨

📝 言葉の誤解もある
例えば「人」という漢字。
ドラマ『金八先生』で「人と人が支え合ってできている」と語られましたが、実際の意味は横から見た人の姿。支え合う意味はありません。

また「いただきます」も、
「命をくれた動植物に感謝して言う言葉」と解釈されることがありますが、語源はもともと「偉い人から物を受け取るときに頭上に掲げて感謝する所作」から。
そこから転じて、食事の前に感謝を表す言葉になったそうです🍴

💡 言葉の解釈は変化していくもの
本来の意味を知ったうえで、新しい考え方を示すのは悪くありません。
でも「命をいただきます」といった解釈に、どこか「人間が上で、動植物は下」という上から目線を感じます。そこに、私は少し違和感があります😌

🌱 キュウリの小さな苗を見つめながら、
遠い昔にこの瓜を伝えてくれた人々に、
そして今ここで芽吹こうとしている命に、静かに感謝を捧げたい――そんな気持ちです✨

私は胡国の人に頂きますと頭をたれます。

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