根こぶ病に勝った!?🥦 キャベツとブロッコリー栽培の秘密兵器

📅 2025年9月1日(月) 宮木野より

時は9月✨
ずっと気になっていたブロッコリー🥦とキャベツ🥬を、ついに定植しました!
説明には「8月中に植えるように」って書いてあったので…
なんと4時起きで畑へ😆🌱

これで一安心💛元気に育ってくれますように🙏✨

アブラナ科の宿命 ― 根こぶ病との闘い

ブロッコリー🥦もキャベツ🥬も「アブラナ科」の野菜です。
このアブラナ科にとって厄介なのが「根こぶ病」。

私が両親から受け継いだ畑も、最初は根こぶ菌だらけ…。
家庭菜園を始めた頃、対策をいろいろ試しましたが、ことごとく失敗。とほほ😅
根こぶ病菌(Plasmodiophora brassicae)はとてもタフで、休眠胞子という殻に閉じこもり、7〜10年以上も土の中で生き続けるといわれています。


土と酸度に気づいたこと

試行錯誤する中で「もしかして土の酸度が関係しているのでは?」と思い至りました。
植物は栄養を吸収するときに根から酸を出すため、放っておくと土壌は徐々に酸性化します。特に日本は雨が多いため酸性化しやすい環境です。

私は「アブラナ科が増えすぎたとき、自然界は根こぶ菌でバランスを取ろうとしているのかもしれない」と勝手に推測しました(※これはあくまで私の想像です🙇)。

そこで農業資材店から石灰を購入しました。粉ではなく粒状のおはじき大の石灰を畑に散布してみたのです。
この石灰は半年以上かけてじっくりと溶け、土壌の酸度を穏やかに下げてくれました。

その結果、畑で根こぶ病が発生しにくくなりました🌱✨
(それ以降、根こぶ病は発生していない)
勝ったーー‼️
I am the champion!! 🏆💪

以来、野菜を植える前には、かならず苦土石灰をまくようにしています😊🌸


農薬とおとり作物

市販されている根こぶ対策の多くの農薬は「休眠胞子を直接殺す」ことはできず、活動を抑える(静菌作用)ものが中心です。それでも、栽培を助けてくれる心強い存在でした。

また「おとり野菜」と呼ばれる方法もあります。アブラナ科ではない野菜でも根こぶ菌が侵入する場合があり、それを利用して菌を減らす狙いです。ただし土壌の酸度が高いままだと、根こぶ菌がまた増えてしまいます。


根こぶ病に効果のある「オラクル」

これは珍しく、根こぶ病菌の遊走子に対して直接殺菌効果を持つ薬剤
アブラナ科の根を感知して動き出した遊走子を殺菌し、畑の中の菌密度を下げることができます。

ただし、休眠胞子そのものを完全に死滅させることはできません。
だからこそ、オラクルに頼りすぎず、石灰でpHを管理することが根こぶ病対策の基本だと今も感じています。


まとめ

結局、私が学んだのはこの一行。

👉 石灰をまいて酸度を整えましょう!

あっ‼️ 書き忘れていました…
オラクル、かなりお高いんです💸
今回はテスト用にメーカーさんからいただけたので使えましたが、普通に買うとなると気合いが必要😂💦

家庭菜園で気軽に使えるものではありません。
バンッ‼️(太鼓判の音🥁)


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