玉ねぎの季節と、薹立ちを防ぐための苗選び

2026年5月1日(金)

宮木野でも、玉ねぎの収穫時期が近づいてきました。
今回の写真は、極早生の玉ねぎです。

先日、スープカレーを食べた際に、玉ねぎが丸ごと入っているのを見て驚きました。
スプーンがすっと入るほどやわらかく煮込まれており、その食感に強く印象を受けました。

それ以来、自分でも玉ねぎをじっくり煮込むようになりました。
シンプルな調理法ですが、素材そのものの甘みや風味をしっかり感じることができます。

旬の野菜は、こうして素直に味わうのが一番だと感じます。

こうして美味しく食べられるはずの玉ねぎですが、
育て方によっては思わぬ失敗もあります。

玉ねぎの薹立ち防止策

収穫を間近にして、思わず悲鳴が上がることがあります。
玉ねぎに「薹(とう)」が立ってしまうのです。

しかも、ひどいときは植えた玉ねぎのほとんどに薹が立つこともあります。

その大きな原因のひとつが「種の早蒔き」です。

一般的な家庭菜園では、苗を購入して植えることが多いので、
その苗が早蒔きかどうかは分かりにくいですよね。

ですが、ある程度は見分けることができます。

なぜ早蒔きが行われるのかというと、
苗は大きく育っているほうが見栄えが良く、売れやすいからです。

しかし、早蒔きされた苗は冬を迎える時点で大きくなりすぎており、
低温に当たることで花芽ができやすくなります。
その結果、春に薹が立ってしまうのです。

そして多くの場合、その原因が「苗の状態」にあるとは気づかれず、
育て方の問題だと思われがちです。

そのため、苗を選ぶときは、
売り出し初期の“立派すぎる苗”には少し注意が必要です。

目安としては、太すぎず細すぎず、鉛筆より細いくらいの太さが理想です。

もし大きく育ちすぎた苗しか手に入らない場合は、
葉を軽く切り詰めてから植える方法もあります。

これは生育のバランスを整え、活着を助ける効果があります。
実際に農家でも行われている方法です。

また、玉ねぎを“元気にしすぎた状態”で冬を越させないことも大切です。
肥料の与えすぎや、早すぎる定植には注意しましょう。

※北海道など寒冷地では時期や条件が異なるため、この限りではありません。

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