2026年4月27日(月)
日本のかぼちゃ「ロロン」の苗を育てています。
現在は畑に定植せず、カップで育苗している段階です。
ロロンはラグビーボールのような細長い形が特徴のかぼちゃで、一般的なかぼちゃとは少し異なる見た目をしています。
この小さな苗が、どのようにあの形へと成長していくのか楽しみです。
もう少ししっかりしてきたら、宮木野の畑へ植え付ける予定です。

ロロンは、果肉がねっとりとしていて甘みが強く、加熱すると滑らかな食感になります。
そのため、ポタージュスープにすると口当たりがよく、素材の甘さがしっかりと引き立ちます。
また、このなめらかさはお菓子作りとも相性がよく、かぼちゃプリンやケーキなどに使うと、しっとりとした仕上がりになります。
一般的なホクホク系のかぼちゃとは異なり、「加工して活きる」タイプのかぼちゃといえるでしょう。
見た目のユニークさだけでなく、味や使い道にも特徴があるのがロロンの魅力です。

産地直売所の店長に、
「かぼちゃが嫌いな人なんているんですかねぇ?」と真顔で言われたことがあります。
じつは、私はあまり得意ではありません。
祖父が甘いかぼちゃが大好きで、よく食べていたのですが、
そのかぼちゃが歯が浮くほどに甘くて……。
その印象が強く残っていて、どうも苦手意識があるのです。
昔は甘いものが貴重だったのでしょうね。
こんな話を聞いたことがあります。
日本に古くからあるかぼちゃは、もともと甘みが染み込みにくい品種が多かったそうです。
そのため、同じ感覚で砂糖を使って西洋かぼちゃを煮ると、驚くほど甘くなってしまうのだとか。
昔の人が「とても甘いかぼちゃ」を食べるようになった背景には、そうした違いも関係しているのかもしれません。
もっとも、この話が本当かどうかは、きちんと確認したわけではないのですが。
そんな私でも、このロロンのねっとりとした甘さは、少し気になっています。
あの「歯が浮くような甘さ」とは違うのか、それともやはり甘いのか。
育てながら、確かめてみたいと思います。
